心配症とアスペルガー

 

 

心配症とアスペルガーについて

心配症の方で、アスペルガー症候群に悩まされているという方は意外と多く、この病気は対人関係が苦手だったり、複数の物事を同時にこなせないといった脳の疾患を指しております。

 

言葉による会話能力はあるものの、アスペルガー症候群の方は周囲の人間との交流が難しく、症状に個人差はあれど日常生活がルーチン化しやすいのです。

 

心配症の方は、些細なことでも不安や恐怖を感じ、自分の中に閉じこもって人とのコミュニケーションが取りにくくなるケースがあるため、アスペルガー症候群との関係性が示唆されているのかもしれません。

 

アスペルガー症候群の人は、軽い症状まで合わせると100人に1人から2人の割合で発症すると考えられており、コミュニケーション力に欠けるので仕事は愚か、日常生活すらままならない状態になることがあります。

 

アスペルガー症候群を完全に治療するのは難しいと考えられているものの、放置していると益々自分の殻に閉じこもってしまい、症状は加速していくはずです。

 

子供の場合、生きづらさを感じたまま成長してしまうため、学校や社会に出て集団生活を送れる技術を身に付けさせる療育をしていく必要があります。

 

アスペルガー症候群を患っていても、知的能力が低いわけではないので、療育によって物事を教え理解する能力は備わっておりますし、無理に子供に押し付けるのではなく、シチュエーション別で取るべき行動を少しずつ教えていくのです。

 

外見上で大きな特徴があるわけではありませんが、「自分が納得しないと行動を起こさない」「物に対する執着心が強い」「聴覚過敏が見られる」「臨機応変な物事が苦手」という子供は、アスペルガー症候群を患っている可能性が高いと言えるでしょう。

 

自分の子供が完治しない病気を患っていると聞かされると、親であれば誰でも周りを見失い、心配症の方は特に何もかも無に返ったような感覚に陥ってしまうはずです。

 

しかし、親が子供をしっかりとサポートしなければならず、親子が一丸となって治療に臨まなければ症状の改善には繋がらないと頭に入れておかなければなりません。

 

病院で専門医に伺えば、会話や遊びを通じて対話力を伸ばしていくインリアルアプローチや、簡単な運動を用いてそのシチュエーションに合った行動が取れるように促す感覚統合アプローチといった療育が指示されます。

 

アスペルガー症候群の特効薬はありませんが、これらの行動療法で集団生活を送れるように促すことはできるため、「絶対に治らない病気」と諦めないようにしてください。

 

 

 

 


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