心配症は遺伝なの?

 

 

心配症は遺伝なの?

自分が過度の心配症の場合、子供に遺伝してしまわないかどうか、心配になる親御さんはいらっしゃいます。

 

ただでさえ様々な物事に対して不安を抱くのにも関わらず、「子供に心配症が遺伝したらどうしよう」と不安が募り、余計に苦しい状態へと陥ってしまうというわけです。

 

これは一概には説明できませんが、子供の性格が多少は親に似る以上、心配症が遺伝する確率は少なからずありますし、自分と同じように些細なことを気にする人間になる可能性はあります。

 

しかし、多少の心配症であれば遺伝子レベルの問題ですし、子供に遺伝したとしても「慎重な性格」「個性の一つ」と考えられるので、そこまで神経質になる必要はありません。

 

それに、日本人は欧米人や他の東洋人と比べて、不安や心配症の遺伝子を持っていると考えられており、神経伝達物質のセロトニンの受容体の数が少なくなっております。

 

欧米人と比べると日本人のセロトニンの受容体の数は約半分で、更にセロトニンの吸収率が悪いS型の人が多いため、ストレスに弱くうつ病を患いやすいという特徴があるのです。

 

つまり、日本人で心配症の方は実に多い計算となりますし、些細なことで悩んでしまったとしても、良く考えてから結論を出すことによって失敗を防ぐことができるでしょう。

 

何も考えずに行動を起こすよりは、自分の中で一度冷静になって考え直し、その上で行動を起こした方が良いのです。

 

また、赤ちゃんが生まれた段階で心配症が遺伝するケースはなくとも、心配症の親に育てられた子供は環境の影響で、大人になってから同じように心配症になる可能性は十分にあります。

 

親が何度も戸締りをチェックしていたりと些細なことを気にしている姿を子供が見ていれば、真似をするのは当然ですし、細かいことを気にする大人になるというわけです。

 

心配症が絶対にいけないというわけではありませんが、マイナス思考やネガティブ思考を描く人が実に多く、考えても仕方のないことを悩み、ストレスが溜まるので重度の心配症の方は少しでも克服した方が良いかもしれません。

 

そこで、分泌されると気分が良くなるセロトニンの量を増やすというケアが最適で、「朝日を浴びる」「ウォーキングといった運動をする」「深呼吸をする」「ストレッチをする」「スキンシップを図る」ようにしましょう。

 

セロトニンの受容体が少ない日本人でも、セロトニンを増やす対処をすればストレスに強くなって心のバランスが崩れにくくなり、心配症の症状が少しは改善されるはずです。

 

 

 

 


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