心配症の親

 

 

心配症の親について

「心配症の親に嫌気が差している」「心配症で過干渉の親がウザい」「未成年ではないのに一人暮らしをさせてくれない」ということで、悩んでいる子供はたくさんいらっしゃいます。

 

世の中には異常なまでの過保護や心配症の親がおりますし、子供のことを思うあまりに、子供を逆に苦しめているケースも十分にあり得るのです。

 

中学生や高校生といった未成年であればまだしも、成人になったのにも関わらず口煩く子供に対して指示するのは良くないですし、その子供のためにもなりません。

 

もちろん、親が子供のことを心配するのは当然ですし、「何か危険に晒されたらどうしよう」と不安になるのは、自分よりも子供の将来のことを考えてくれているからだと説明できます。

 

それでも、いずれは子供は親元から離れて巣立ちしていくわけですし、男性でも女性でも同じことが言えるため、あまりにも心配症過ぎる親は、その子供の巣立ちを妨げてしまうのです。

 

このように説明をすると、「我が子のことを心配しない親はいないのだから、どのように接すれば良いのか分からない」と、心配症の親は言うでしょう。

 

しかし、子供のことを心配すること自体が間違っているわけではなく、その程度が大事で、適度な心配をする程度に抑えなければならないのです。

 

心配症の親は、普通の親御さんよりも何事に対しても不安感が強く、病気ではないにしても子供のことに対してあれこれと心配して、自分なりの対策をします。

 

例えば、小学生の頃から無理矢理塾に行かせて勉強させているという親は、中学受験で失敗したら「落ちたらショックを受けるはず」「落ちたら自信をなくすはず」「受験で失敗したら負け組になる」と子供の考えを予想するはずです。

 

そのため、遊ぶ時間を制限させて塾に通わせ、たくさん勉強させて良い中学に、そして良い大学へと入れるために、子供に生き方を指示していきます。

 

これは厳しい言い方をすれば親の自己満足で、子供にとっては受験で落ちたとしても別の人生が待っているので、そこまでショックなことではないかもしれませんし、逆に公立の学校に行きたいと願っている場合もあるはずです。

 

つまり、心配症の親は、自分の子供の将来を心配するぎるあまりに、子供の可能性を自ら狭めていることを自覚しなければなりません。

 

子供が何かを要求した時にそれを十分に満たしてあげる「保護」と、人格が未熟であるが故の失敗を防ぐための「干渉」は、子育てにおいて欠かせないポイントだと言えます。

 

これは、子供が横道に逸れないために重要ですが、過度に心配して自分勝手な判断で要求を満たす「過保護」と、子供が自らの意思で何かにチャレンジしようとしているのにも関わらず先回りして口出す「過干渉」は、できる限り避けるようにしてください。

 

 

 

 


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