心配症の年寄り

 

 

心配症の年寄りについて

「年寄りの方は心配症なことが多い」と感じている方はいらっしゃるかもしれません。

 

確かに、子供の時においじいちゃんやおばあちゃんといったお年寄りにしつこく食べ方を直されたり、口酸っぱく色々なことを注意されたりという経験をした方はいらっしゃるはずです。

 

「何でこんな細かいことを気にするのか?」と疑問を抱くことも多く、これは年寄りの方が心配症になりやすいからだと説明できます。

 

高齢者の方は、若者と比べて2倍も3倍も人生を歩んできているわけで、その中で苦渋を味わったり煮え湯を飲まされてきたりと、人によって様々な経験をしてきたはずです。

 

その経験則で、「○○○の場合は□□□□のようにした方が良い」という自分の中での考えがあり、その考えが若者にとっては心配症だと感じるのではないでしょうか。

 

とは言え、その経験則は合っていることの方が多いですし、自分よりも色々な経験を積んできていることは間違いないため、年寄りの戯言と流すのではなく、「このような考え方もあるのか」と心得ておくのが良いと説明できます。

 

また、場合によっては年寄りの方で老人性うつを患っているケースがあり、精神的に不安定な状態に陥っていることが原因で心配症になりやすいのです。

 

老人の方でも若者と同じようにエネルギーに満ち溢れている人はおり、環境や身体の都合でそのエネルギーを上手く発散できないとうつ状態に陥り、心配症になったり興奮しやすくなったりします。

 

頭ではハッキリと具現化できていたとしても、身体が衰えて言うことを聞かず、自分でイメージしているような行動ができないという場合は特に、イライラして老人性うつを患ってしまうのかもしれません。

 

どのような心配症の症状のしても、老人性うつを患っているのであれば、早めに病院を受診して治療を受ける必要があります。

 

憂鬱な気分があまりにも長い期間に渡って継続すると、物事に対する意欲や気力はだんだんと減少していきますし、重症化や再発を予防するためにも、早期に発見して早めに治療を受けなければならないのです。

 

病院での診断の結果、老人性うつだと判明すれば、抗うつ剤を使った薬物療法と、カウンセリングのような感じで心労を話し合う行動療法などを併用して治療を行っていきます。

 

どの治療法を選択するにしても、専門医の指示に従っていれば安心ですし、命に関わるような病気でもないので、少しずつ回復すれば楽しい老後生活を送れるようになるでしょう。

 

年寄りの方で、あまりにも心配症が酷いというのであれば、うつ病を患うリスクも比例して上昇するため、一度病院で検査を受けてみてください。

 

 

 

 


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