心配症と動悸

 

 

心配症と動悸について

心配症の方で、心臓の拍動が自分で感じられる動悸を伴うという場合は、不安神経症の可能性が高くなっております。

 

心配症だけであれば、大きな身体的な症状に悩まされるケースは少ないものの、精神的な病気の一つである不安神経症を患うと、はっきりとした原因がないのにも関わらず、不安が過剰に増大したり、その不安がいつまでも続いたりするのです。

 

心臓に何かしらの疾患が認められる場合、動悸や息苦しさといった症状が引き起こされることがあり、その根本的な原因を取り除けば解決されます。

 

しかし、心配症や不安神経症の場合は原因不明で、身体に特定の疾患がないのにも関わらず、動悸や息苦しさが生じるのです。

 

心配症にしても不安神経症にしても、些細なことで不安を感じるようになっており、同時に動悸が生じることで「自分の身体がどうにかなってしまうのではないか?」と感じ、余計に症状を悪化させているのかもしれません。

 

原因不明と言えど、精神的ショックやストレスが要因となって引き起こされているケースが多く、自分でも気付かない間に引き起こされていることがあります。

 

不安神経症の場合は、稀に風邪や睡眠不足といった身体的な要因で引き起こされることもあり、動悸だけではなく、めまいや頭痛、手足の痺れや震えといった症状も伴うので注意が必要です。

 

また、常に動悸がしている方は、貧血検査で異常が見当たらないとしても、心のバランスが崩れている傾向があり、「そわそわして落ち着きがない」「身体の火照りを感じる」という症状もプラスされます。

 

心配症の方であれば、些細なことでも不安感を覚えることが多いですし、同時にストレスが増幅する傾向もあるため、落ち着きがなくなるという症状は不思議ではありません。

 

いつまでも胸がドキドキするような動悸に悩まされ続ければ、身体に異常があるのではないかと不安になりますし、日常生活にも支障が及ぶかもしれないので、まずは心配症を改善するという対策を行うべきです。

 

直ぐに自分の思考回路を変えるのは難しいものの、ストレスを発散させたりポジティブな思考を心掛けたりすることで、不安や恐怖といった感情から逃れることができるでしょう。

 

とは言え、不安神経症やパニック障害といった病気を患っているのであれば、話はそう簡単ではないので、病院を受診して薬物療法や精神療法を組み合わせて治療をしていく必要があります。

 

抗不安剤や抗うつ剤を医師の指示に従って服用し、日常生活で感じる悩みやストレスについてカウンセリングで打ち明けるような精神療法を続けていけば、だんだんと動悸といった身体的な症状は改善されるはずです。

 

 

 

 


「心配症の症状」に関するページ