心配症で不安

 

 

心配症で不安という方へ

心配症によって引き起こされやすい症状の一つが不安感で、何に関しても過剰に不安となり、その不安をどうにかしようとあれこれと考えることがやめられなくなってしまいます。

 

その不安事に関しては人によって異なるものの、「自分の将来はどのようになるのだろうか?」「もし健康を損ねてしまったらどうしよう」と、まだ起こっていないことを不安に思って心を悩ませてしまうのが心配症です。

 

もちろん、自分の行く末に不安を抱くのは決しておかしなことではありませんし、受験を目の前に控えた高校生でも、就職を間近に控えた大学生でも、未来のことは何も分からないので、不安になる気持ちは十分に分かります。

 

それに、先行きの不安を抱えるのは異常とは言えないものの、心配症の方は必要以上に気にしてしまうことが多く、過剰な不安と心配が半年間以上に渡って継続する全般性不安障害の可能性も否定できません。

 

全般性不安障害を患うと、本人が抑えようとしても周りが努力をしても解消されず、心配をやめることを自分の意思ではコントロールできなくなってしまいます。

 

しかも、物事に対する過剰な不安だけではなく、身体の強張りや睡眠障害といった症状も引き起こされやすく、集中困難・めまい・耳鳴り・震え・息切れ・動悸・肩こり・手足の痺れなど原因不明の身体症状も個人の体質によっては生じるのです。

 

正常な不安であれば、その理由を自分で理解していることが多いですし、長期間に渡って続くことはなく、苦痛があっても耐えられますし軽度の心配症であればこれに該当します。

 

しかし、不安神経症や全般性不安障害が原因の病的な不安は、「理由が掴めない」「長期間に渡って続く」「苦痛が大きくて我慢できない」「日常生活を送れない」「また起こるのではないかという予期不安が生じる」という特徴があるのです。

 

このような厄介な病気へと発展するケースは珍しくなく、軽度の心配症の方でもそのリスクは十分にあるため、症状が軽いうちに克服した方が良いでしょう。

 

心配症の方は、何事に対しても不安になると諦めることができず、永遠に悩み続けて自分を苦しめるというように、負のスパイラルへとハマっていきます。

 

そこで、心の奥底から湧き上がってきた不安は当然のことだと受け入れ、「これは仕方がない」「これは誰でも感じることだ」と考える勇気を持つことが大事なのです。

 

不安を感じ、それを何が何でも消失させようとすると、だんだんと大きくなって個人では対処できなくなるため、不安を受け入れて一歩ずつ前に進む努力が心配症の方には欠かせません。

 

短期間で自分の思考を変えるのは難しいとしても、いつまでも心配症で悩まされていては心も身体もズタボロになってしまうので、今の自分ができる最善の対策を練るようにしてください。

 

 

 

 


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