重度の心配症

 

 

重度の心配症という方へ

軽度の心配症であればそこまで気にする必要はなく、慎重な性格ということで個性の一つだと考えられます。

 

しかし、重度の心配症の方は、ちょっとしたことで考え込んで不安になり、夜も眠れなくなるかもしれないので、十分に注意しなければならないのです。

 

重度の心配症の場合、症状が悪化することによって強迫性障害といった病気を患うケースもあり、自分の意思に反して不合理なイメージが頭の中を繰り返しよぎり、それを振り払うために同じような行動を引き起こす精神疾患の一つとなっております。

 

例えば、出掛ける際に一度戸締りを確認すれば良いものの、強迫性障害の方は2回も3回も確認しなければ気が済まず、仕舞いには外に出られなくなることもあるのです。

 

重度の心配症の方は、このような精神疾患を患っている可能性も十分にあるため、場合によっては病院で診察を受けなければなりません。

 

強迫性障害かどうか確かめる指針として、Y-BOCS(エール・ブラウン強迫観念・行為尺度)と呼ばれる評価尺度が用いられ、その結果によって一定のスコアが出るとこの病気だと診断されます。

 

日本ではあまり進んでいない治療ですが、アメリカでは磁気的な刺激を継続して送り込むReclaim脳深部刺激療法 (DBS)や、幻覚成分のサイロシビンを使って症状を改善していくのです。

 

日本ではこのような強迫性障害の治療体制は整っていないため、認知行動療法や薬物療法を併用した治療が行われており、日常生活を不自由なく送るためのサポートを徹底的に行っていきます。

 

軽度の心配症であればまだしも、重度の心配症の方はこのような病気を患っていることもあるので、自分の行動や言動に対して不安を抱いているのであれば、早めに専門医に診せた方が良いでしょう。

 

不安や恐怖を感じ続ける生活が長期的に続けば、ストレスが溜まって心身ともに負荷が加わりますし、心配症は危険な病気の引き金になっていることを把握するべきです。

 

他にも、様々な出来事において過剰な不安と心配を伴い、頭痛や筋肉の緊張といった身体的症状を伴う全般性不安障害も、重度の心配症の方は患う可能性があります。

 

大人でも子供でもこの病気が見られるという特徴があり、物心ついた時から心配症や神経質だと多くの方が述べているということで、遺伝的な要因も隠されているのかもしれません。

 

全般性不安障害に関しては、未だに研究段階ですが、精神的なストレスが引き金になっているケースが多く、心配症の方も同じようにストレスを溜め込みやすいので、日頃から発散させる対策を行うようにしてください。

 

 

 

 


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